恋愛物語展
未来館で開かれていた「恋愛物語展」を見に行ってきた。メディア環境特論で「恋人たちの時間展」を企画したのがきっかけで先生から招待券をいただいていて、展示期間終了日の前日にしてようやく見ることができた。
会場には、遺伝的ないし進化論的視点からとらえた男女の差異についての解説やオブジェ、また純粋に恋愛を感じさせるさまざまな写真や映像などといったものが主に展示されていた。人が必ずや抱き悩む恋愛という情動を、生物的な性質として考えることによって論理性を見出そうとする試みは大変興味深いものであった。会場内の要所に設置されたパネルに書かれた印象的なフレーズには、自分自身の体験を重ね合わせていろいろと考えさせられた。
会場内の順路は、天井から吊された薄い布によって作られていて、巨大な一枚布の隅々にまで染色体のXとYの刺繍が施されていた辺りから、予算の大きさが感じられた。また順路の出口付近には2人がけのソファが設置されていて、座った2人の体が触れ合うとAmbientなサウンドが鳴る仕掛けが施されていた。さらにそのソファをビデオカメラがとらえており、会場内の他の場所の映像とともに大型液晶ディスプレイにライブで映し出されていた。
一部の展示には、自分たちの企画した展覧会と似たコンセプトが含まれているように感じられた。今回は単純に観覧者としてだけではなく、制作者の視点も持ちながら見ることができ、大変充実した時間を過ごすことができた。


コメント一覧
私も行きたかったです。
展示期間中に丁度東京にいたのに、お台場まで行ったのに、
時間の都合上実現しなかったのが心残りです。
ここの写真を見て満足することにします。
それにしても、心にとどめを刺されるようなフレーズの数々ですね。
投稿者: いちかわ | 2005年08月19日 19:52