派遣後64日目:初めてのコンピュータワークショップ
みなさんお元気でしょうか。更新が滞っていましたが私は元気です。日本は猛暑でジャマイカよりも暑いようですね。でも日本にはジャマイカと違って秋も冬もあるので、この夏を乗り切れば美しい季節が訪れるでしょう。
さて、現在私は首都キングストンから車で3時間の地方都市ブラウンズタウンに来ています。この街では、もう一人のコンピュータ技術隊員(現在ジャマイカのPC隊員は2名です)が活動していて、24-26日の3日間でコンピュータメンテナンスのワークショップを実施するということで、ヘルプ&見学のためにやってきました。ワークショップの参加人数は5人と小規模ですが、ジャマイカに来てはじめての協力隊っぽい活動で、自然と力が入ります。
1日目はハードウェア編ということでパソコンの分解と組立、2日目はソフトウェア編でOSのインストールからウイルス対策ソフトやファイヤーウォールの設定、そして3日目は総合的なトラブルシューティングの演習を実施しています。今回の対象者は教育省の支局スタッフですが、年齢が高めなこともあり、正直ハードルが高い気がしています。ただ、すべて理解できなくても、コンピュータの分解やOSのインストールなどを体験するだけでも価値はあるでしょう。
この3日間の編成はすでに過去の隊員たちによってルーチン化されているようで、資料なども引き継がれたものを使用していました。ジャマイカには何年も前から大勢のコンピュータ技術隊員が派遣されていて、同様のワークショップが当時から実施されているようです。10年ほど前から、ジャマイカ政府が教育現場にコンピュータを積極的に導入し始めたらしく、ただ導入後のメンテナンスが考慮されておらず、予算も限られていたために、現場の教員や教育省の職員などがトラブルシューティングを行わなければならない状況があったようです。
しかし現在、私の住む首都キングストンではすでにたくさんのコンピュータショップが営業しており、私のカウンターパート曰く、予算のある学校はトラブル発生時に業者を呼んで解決しているとのことでした。このような状況で、果たして今後も同様のトラブルシューティングワークショップを実施する必要があるかどうか、学校を調査した上で判断しなければならないと考えています。
JOCVが応募時に確認する要請書は2年以上前に作成されたもので、派遣された時点ですでに要請内容が古くなっていることも多く、中には配属先で要請をあげた人物がすでにいなくなっていて、日本人が派遣されてくること自体が忘れ去られている、といった状況もあるそうです。幸い私の場合はそこまでひどくはありませんが、2年間で何を残して帰るのか、そろそろ本腰を入れて考え始めければいけません。

